Zen 3 Ryzen 4000 Vermeer デスクトップCPUは2021年発売に延期される?【Zen 3は7nm ではなく5nmになる可能性も】

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台湾のDigiTimesによると、 AMDはZen 3 Ryzen 4000デスクトップCPUのリリース・発売を2021年まで延期することに決定したとのこと。

これはZen 3 Ryzen 4000シリーズの技術的な問題が原因ではなく、Ryzen 9 3900XT等の「Matisse Refresh」Ryzen 3000XTシリーズのリリースも含めて、単純にまだRyzen 3000シリーズでIntelと戦えていることから、Zen 3 Ryzen 4000のリリースを遅らせる模様です。

あくまでもウワサではありますが、Digitimesは信憑性の高いメディアであり業界の情報筋も豊富に持っているため、あながちフェイクであるとは言い切れません。

Zen 3 Ryzen 4000 Vermeer デスクトップCPUは2021年に延期?

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今までの情報や公式ロードマップによれば、AMDは2020年中にTSMCの7nm EUVプロセスを採用したZen 3 Ryzen 4000デスクトップCPUをリリースする予定になっていました。

しかし、DigitimesはIntelが今年も10nmを出荷することができないと固く予想しており、そのことを鑑みてAMDはZen 3 Ryzen 4000シリーズの発売を遅らせるとのことです。

Ryzen 3000XTシリーズの7月7日発売はそのためか

Ryzen 9 3900XT、Ryzen 7 3800XT、Ryzen 5 3600XTは元々のロードマップにはなかったCPUであり、今年2020年の7月7日に発売されると言われています。

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Zen 3 Ryzen 3000XTシリーズ、コードネーム「Matisse Refresh」デスクトップCPUの開発・リリースの話が最近急に浮上してきたのも、今思えばZen 3 Ryzen 4000デスクトップCPUの発売を遅らせるための一つの手段なのかもしれません。

また、Zen 2 Ryzen 4000デスクトップAPU「Renoir」も7月21日にリリースされると言われており、B550チップセットマザーボードもそろそろ発売され、A520チップセットももうじきリリースされるはずです。

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Zen 3 Ryzen 4000デスクトップCPUの発売が今年9月ではなく来年2021年まで延期されるとしたら、代わり・繋ぎとしてこれらの製品を市場に投入しているというのは結構納得できる話だと個人的には思います。

Zen 3 Ryzen 4000 が 7nm か 5nm かはまだ不明

また、以前Zen 3 5nmプロセス説が出てきたときと同様に、AMDは7nm EUVをスキップして5nmプロセスに移行する可能性もあることも言及されています。

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以前の情報では5nm EUVプロセスに変更するためにZen 3 Ryzen 4000シリーズが来年2021年に発売が延期されるという趣旨のウワサが流れましたが、今回の情報では仮にZen 3が2021年リリースに延期されたとしても、5nmプロセスを採用しているかどうかは現時点では不明とのこと。

これに関しては続報を待つしかなさそうです。

兎にも角にも、AMDがZen 3 Ryzen 4000デスクトップCPUのリリースを2021年に遅らせるというのは、仮に5nmプロセス採用にグレードアップしているとしても、Intelの14nmデスクトップCPUの性能や10nmへの移行の遅さから、ついにAMDがIntelに対して余裕を持った対応をしてきている、悪く言えば舐めプ状態に移り変わりつつあるということが伺えますね。


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コメント

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  3. とおりすがりのY@こんにちは より:

    不確定情報に対し変更や遅延の予定はなく
    AMDとしては発表や発売に向け順調、
    7nmで2020年発売だと反論され
    複数のメディアで掲載されるとともに
    火種となったHPでも追記訂正されてますね。
    まあ、没案の1つが流出した感じでしょう。

    • ぽんたす より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りで、結局年内発売の情報が新たに出て来ていますね。
      私自身かなり半信半疑ではありましたがDigiTimesの情報だったのでもしかしたら?という気持ちで書いていました。
      また時間があれば更新記事を書きたいと思います。

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