【RTX 4000 シリーズ】「Ada Lovelace」搭載の次世代NVIDIA GeForce はやはりTSMCのN5プロセス採用か【RTX 4090 ウワサ】

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NVIDIAに詳しいリーカーのkopite7kimi氏によると、NVIDIAの次世代GeForce RTX 4000シリーズは、TSMCのN5プロセスを採用するとのことです。

RTX 4000 はSamsungではなくTSMCのN5プロセスを採用か

AMDに詳しいリーカーであるGreymon55氏からも、NVIDIAが「Ada Lovelace」と呼ばれる次世代RTX 4000番台のアーキテクチャにTSMCのN5プロセステクノロジーを採用することを計画しているという情報が7月に出ていたため、その説を強めるかたちになりますね。

RTX 4000 シリーズ「Ada Lovelace」発売日

kopite7kimi氏によると、「Ada Lovelace」GPUのリリースは以前の予想よりも若干早くなるとのことですが、具体的な発売時期はいまだに示されていません。

状では、次世代RTX 4000シリーズは来年2022年末までに、もしかしたら10月に発売されると噂されています。

NVIDIAはモノリシック、AMDはマルチチップ

AMDは複数のチップを組み合わせるマルチチップモジュール(MCM)のチップレット設計を採用する予定ですが、NVIDIAは今後のシリーズでチップレットを採用する予定は現状ではなく、ひとつながりのシリコンでGPUをつくるモノリシック設計を維持する模様です。

少なくとも、フラッグシップGPUである「AD102」はモノリシック設計が採用されており、AD104AD106などのそれより下位のAda Lovelace GPUの情報はほとんどありませんが、十中八九同様のモノリシック設計になるでしょう。

RTX 4000 シリーズ フラグシップGPU「AD102」の仕様・スペック

AD102 GPUにはCUDAコアが18,432基搭載されると言われており、RTX 3000シリーズのフラグシップである「GA102」のおおよそ2倍のパフォーマンスが得られるとウワサされています。

AD102は600mm2もの大きなダイになり、プロセスの微細化により高密度化・効率化はしてはいますが、実際の消費電力は最大で400〜450Wにも達すると言われています。

RTX 3090 SUPERですら400W~450Wも電力を消費するとウワサされていますからね。笑
参考記事:【GeForce RTX 3090 SUPER】CUDAコア10752基 & 21Gbps GDDR6X 24GB搭載、消費電力は450W以上!?【オススメ電源と価格予想】

下の表はNVIDIAとAMDの次世代フラグシップGPUの比較です。

NVIDIA AD102AMD NAVI 31
製造ノードTSMC 5nmTSMC 5nm & 6nm
アーキテクチャNVIDIA Ada LovelaceAMD RDNA3
GPU設計モノリシックマルチチップモジュール(MCM)
推定GPUサイズ~ 600mm²~ 800mm²(以上かも)
グラフィックダイ12
メガクラスター12 GPC
(グラフィック処理クラスタ)
6 シェーダーエンジン
スーパークラスター72 TPC
(テクスチャ処理クラスタ)
60 RDNA WGP
(ワークグループ)
GPUクラスター144 SM
(ストリーミングマルチプロセッサ)
FP32コア18,432 CUDAコア15,360 ストリームプロセッサ
GPUクロック~ 2.2 GHz?
メモリバスGDDR6X 384-bitGDDR6 256-bit
L3キャッシュ?256~512MB
インフィニティキャッシュ
推定消費電力420 ~ 450 W450 ~ 480 W
発売日2022年 第四四半期(?)2022年 下半期(?)
フラグシップモデルGeForce RTX 4090(?)Radeon RX 7900XT(?)
性能GA102の2倍(?)NAVI 21の2.5倍(?)


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