wccftechによれば、AMDはB550チップセット搭載AM4ソケットマザーボードを5月21日に発表し、6月16日に発売する予定を立てている模様です。
ついにミドル帯「B」チップセットにPCIe 4.0が到来
AMDが第3世代Ryzen 3000シリーズとX570マザーボードを発売してから約1年、やっとB550チップセット搭載マザーボードが発売されるという現実的な情報が出てきました。
B550はPCIe 4.0に対応し、初めて高価なX570マザボからミドル帯にPCIe 4.0が下りてきたことになります。
B550の発売がここまで延びた理由は、「X570の利益率が高く、AMDがなるべく収益を確保したかったからでは」と界隈筋では言われています。
B550登場により比較的低予算でPCIe Gen 4を利用可能に
現状PCIe 4.0に唯一対応しているX570マザーボードは結構高めな価格帯であるため、低予算・高コスパでRyzen PCを組みたい場合は、X470やB450等の前世代チップセットを搭載したマザーボードを選ばざるを得ません。
つまり、今までは低予算縛りではPCIe 4.0を諦めなければならないという状況でしたが、B550チップセットがPCIe 4.0をサポートすることによって、今後は比較的低予算でPCIe 4.0を利用することができるようになります。
(まぁPCIe 4.0を使いたい場合はCPUもZEN 2 Ryzen 3000シリーズ必須ですが。)
先日ラインナップに追加されることが判明した4コア8スレッドのZEN 2 Ryzen 3 3300XやRyzen 3 3100等のCPUと組み合わせるのが定番になりそうですね。
B550はRyzen 4000デスクトップCPUにも対応
情報によれば、B550チップセットは現行のZEN 2 Ryzen 3000シリーズだけでなく、次世代のRyzen 4000シリーズにも対応してくれるようです。
半分当たり前の話ではありますが、これに関してはきちんとコンファームされているみたいですね。
(BIOSの更新は必要かもしれないけど。それともBIOSの更新無しで対応ということかな?その辺りは不明。)
B550はB450よりも若干高めの価格帯か
I/O改善やPCIe 4.0対応のコスト増加により、B550マザーボードはB450マザーボードよりも多少高め価格帯で販売されると予想されています。
X570マザーボードは大体$150以上の値段であること鑑みると、B550は$80〜$150価格帯で販売される可能性が高そうですね。
型落ちになるB450は$60~$80で売られているので、ちょうどB450とX570の間の価格帯を埋める形になると思います。
日本円にすると1万円前後の価格でB550マザボが購入できるようになると思うので、結構選択肢が広がるのではないでしょうか。
ZEN 2の4コア8スレッドRyzen 3シリーズも発売されるようなので、いい感じに低予算PCが組めそうです。
個人的にはASRockが高コスパで「B550 STEEL LEGEND」を発売してくれるのを期待しています。
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