今日は個人的に面白かったニュースを雑記として短く書かせていただきます。
Intel第10世代Comet Lake-Hが熱すぎてクマメタル採用!
タイトルにもある通り、ASUSがIntel第10世代Comet Lake-H採用のノートPCで、冷却能力改善のためにCPUグリスにかの有名な「Thermal Grizzly」製の液体金属「Conductonaut」を採用する模様です。笑
詳しくはこちらの記事を読んでみるといいかもしれません。日本語:エルミタージュ秋葉原 英語:TechPowerUp
Thermal Grizzly Conductonaut(コンダクトノート)は、シリコンやナノダイヤモンドなどを使ったCPUグリスよりも密着性、熱伝導性に優れていて、オーバークロッカーやこだわりのあるPC自作erなどの方々によく使われているCPUグリス(グリスと言っていいのか?)です。
左は1g、右は5gなので、必要な量のモデルを選ぶとよいでしょう。どちらも親和産業が代理店になっているものです。
自作PC界隈では「クマメタル」と呼ばれたりします。
CPUの温度が下がるという大きなメリットがありますが、素材の金属によっては腐食するため事前にCPUやCPUクーラーの研磨が必要であったり、導電性があるのでマザーボード上に垂らすと故障する可能性があったりなど、扱いが難しい代物です。
ASUSもノートPCの組み込みでConductonautを実用化するため、塗布方法をかなり研究したみたいですね。
扱いやすいThermal Grizzly「Kryonaut」/「Hydronaut」
Thermal Grizzly製のCPUグリスでより使いやすいものには「Kryonaut」や「Hydronaut」が国内では良く知られています。
こちらはよく「クマグリス」と呼ばれています。
KryonautとHydronautはどちらも熱伝導性(冷却性能)が高く、かつ比較的塗りやすい、というCPUグリスとしてはいい感じの性能になっています。
KryonautはHydronautよりも若干冷えますが、Hydronautのほうがグリスが少し柔らかく塗布しやすくなっていますので、目的や好みによって使い分けるといいと思います。
Thermal Grizzlyは国内では「親和産業」と「アイネックス」の2社が正規代理店になっており、パッケージは異なりますが、中身は一緒なので、価格やパッケージのカッコよさで選ぶとよいでしょう。
Hydronautはこちら。左2つが1g、右が1.5mL(約4.5g)です。
Kryonautはこちら。左から1gが2つ、1.5mLが2つ、高いのは10mLモデルです。
Amazonでは1.5mL(約4.5g)のHydronautは親和産業しか見当たりませんでした。
また、親和産業の1gモデルは合わせ買い対象商品なのでご注意ください。アイネックスのものは単品で買えるみたいです。
親和産業のKryonautは10mLのモデルまでありました。
Thermal Grizzlyシリーズを選ぶデメリットとしては、価格が微妙に高めなことくらいです。
非常に性能が良く使いやすいので、CPUクーラーを変える際にでも使ってみてはいかがでしょうか?
良ければシェア、Twitterフォロー、YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。
Twitter : ぽんたす
YouTube : ぽんたすチャンネル
コメント