Intel vs. AMDの戦いは今まで常に繰り広げられてきましたが、今までは「Intel:高性能高価格」vs.「AMD:中性能低価格」という構図でした。
しかし、最近のAMDは目を見張る攻勢で「AMDは高性能で低価格」というポジションを取り、もはや「Intelはただ高いだけ」 になりつつあります。。。
(もちろん最適化されているソフトの多さや安定性、ゲーミング性能の高さなど、まだまだIntelが強いところはありますね。)
まさか第10世代Core iシリーズをこの強気価格で出してくるとはなぁ・・・。
EU価格がリーク
有名リーカーの@momomo_us は、ローエンドのCeleron G5900からミドルのCore i5 10600までのいくつかの第10世代Intel Comet Lake CPUのEU価格を発見。
高くないか・・・?
このリークによれば、Intel Core i5 10500(6C12T)は252ユーロ(約270ドル)であり、225ユーロ(約240ドル)のAMD Ryzen 5 3600X(6C12T)よりも高く設定されています。
ちなみにCore i5 10600(6C12T)に至っては279ユーロ(約303ドル)です。
IntelはAMDよりもシングルコア性能は高いはずではありますが、マルチスレッドのパフォーマンスではおそらくAMDのほうが上と言われている中でこれです。
強気価格すぎ:AMD ZEN3 Ryzen 4000番台の考慮無し
この価格設定を見ると、IntelはAMD Ryzen 4000シリーズのことは考慮してなさそうです。
Intelはまだ第10世代Core iシリーズの発売日を発表しておらず、ここまで発売が遅れてくると、Comet Lake-Sはそろそろ情報が出て来始めるであろうAMDのZEN3と勝負になる可能性が十分にあります。
そうなった場合、AMDはZEN3で7nmプロセスを改善してIPCを向上させてくるはずなので、IntelのCPUはさらに苦境に立たされることになると思います。
このリーク価格が正しい価格設定かどうかは確定ではありませんが、
今回はAMDに敬意を表してAMD対抗価格の価格設定をしてほしいと筆者個人的には思っています。
Intelはまだまだ大幅黒字であり、CPUの価格帯を下げる体力はあるはずですからね。
(この強気価格のまま発売した場合筆者はちょっと引いちゃうかもなぁ。)
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コメント
「高いだけ」はさすがに違うけどな
PC組んだことある人なら普通にわかると思うけどね
仰る通りです。IntelのCPUはやはり安定性や最適化されているソフトの多さ、信頼性がいいですよね。
シビアな環境で動かさないといけない場合、intelしか選択肢がないですね。Ryzenにしたい気持ちはいっぱいですけど
まぁもし時間がたってあらゆる企業がAMDベースでソフト開発し始めたら話は変わるわけですけど
Ryzenは自作PC界隈では持てはやされてきていますが、実際には全てのPCユーザーを母集団にするとIntelでないといけない人の方が多いと思います。
AMDの頑張りのおかげで第10世代Intelの価格帯も今までの殿様価格から大分下がりましたし、性能も上がっていきますし、競争が起こるのはいいことですね。
このままAMDが怒涛のシェア拡大を続ければ、ソフト側も最適化を考えざるを得ないので、その時までIntelを使い続けるのもとても良い選択だと思います。