PalitがGTX 1650で初のファンレスモデルの開発に成功したようです。
ファンレス(パッシブクーラー)で無音動作しながら、スタンダードなモデルと同等のベースクロック、ブーストクロックを維持できるとのこと。
初ファンレス GTX 1650 スペック
- メーカー:Palit
- 製品名:GeForce® GTX 1650 KalmX
- VRAM:4GB GDDR5 128bit、クロック 8Gbps、帯域 128GB/s
- ベースクロック:1485 MHz
- ブーストクロック:1665 MHz
- 消費電力:TDP 75W(PCIe補助電源不要)
- 推奨電源ユニット容量:300W 以上
- 出力:HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4a x 2(最大3画面同時出力、DVIは無いので注意)
- 最大解像度:7680 x 4320 @60Hz
- ボードサイズ:178 x 138 x 38 mm (幅に注意)
- 厚み:2スロット占有(エアフロー確保のため3スロット確保推奨)
- 接続:PCIe 3.0 x 16
- 価格:日本国内価格不明(2020年2月10日時点)
- 発売日:日本国内発売日不明 (2020年2月10日時点)
冷却性能 / エアフロー・ケース幅に注意
GTX 1650初のファンレスモデルとなるこちらのグラボですが、銅製のベースにニッケルヒートパイプを2本、大きなヒートシンクを備えることにより、ファンレスながらPalitや他社のシングルファンも出ると同等のベース・ブーストクロックを出すことができます。
ただしそれにはケース内のエアフローをきちんと確保することが必要だと思われます。
このグラボは2スロット占有ですが、冷却のために3スロット分のスペースを確保することをオススメしています。
まぁたぶん窒息ケースさえ使ってなければ大丈夫だとは思うけど
また、厚みだけでなく幅も結構ありマザーボードに挿したときに手前に結構飛び出てくるはずなので、スリムなPCケースをお使いの方は事前にケースに入ることを確かめてから購入してください。
ロープロファイルは無理です。あきらめましょう。
フルHD/60fpsのゲーミング向けエントリーモデル
GTX1650の処理性能は、軽めのゲームや画質設定を下げた状態のゲームを、Full HD(1920 x 1080)で60fps出力できるくらいのものです。
ゲーミングエントリーといって差し支えないですね。
発売日や価格は今のところ公表されておらず不明ですが、価格に関しては税込み15,000円くらいになるのではないかと筆者は予想しています。
(じゃないと筆者なら選ばない)
補助電源が要らず、取り付け・導入が非常に簡単、そして低価格なので、PCゲームを試しにプレイしてみたい方や、用途が決まっている方にオススメなグラボになるでしょう。
ファンレスグラフィックボードは一定のニーズがあるから結構売れるかもしれない。
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