先日から日本でも噂になり始めているAMPEREアーキテクチャのGeForce RTX 3080ですが、
今までに出てきている噂や情報をわかりやすいように簡単にまとめました。
RTX 3080 発売日
結論から言うと、「RTX 3080の発売日はまだ不明」です。
ただし、基本的にNvidiaは大体2年弱の間隔でゲーミング向けのグラフィックボードをリリースする傾向にあります。
現行のRTX 2080は2018年8月に登場したので、次の「RTX 3080は2020年の第2四半期に発売される」という説が今のところ有力です。
またRTX 3000番台の情報は、今年のComputex 2020や、E3 2020で発表されるのではないかというのが業界筋の見方のようです。
RTX 3080 販売価格
こちらも結論から言ってしまうと、「RTX 3080の価格はまだ不明」です。
値段に関しては相反するいろいろなうわさが飛び交っていますが、筆者は意外とおとなしめの常識的な価格になるのではないかと予想しています。
理由は以下の2つが大きいです。
- 次世代のRTX 3000シリーズはSAMSUNGの7nm EUV製造プロセスを採用するという噂が有力だから。
- AMDがリリース予定のNvidia Killerと噂される「Big Navi」、RX5950XTと価格競争を強いられるから。
筆者の希望的観測を交えて予想すると、
3070が9万円、3080が11万円、3080 Tiが13万円
くらいの初期価格になってくれると嬉しい。。。(無理じゃね)
SAMSUNGの7nmで安くなる理由
SAMSUNGの7nm EUV製造プロセスはTSMCの7nm製造プロセスと比べてクオリティが低く、あまりプロセッサー開発メーカーに採用されてきませんでした。
ゆえにSAMSUNGは工場の稼働率を上げて収益性を担保するため、安くNvidiaに7nm EUV製造プロセスを提供すると予想できますね。
Nvidia側としても、人気のTSMC 7nmの製造キャパシティを割り当ててもらうのが難しい、割り当ててもらってもコストが高くなってしまうので、SAMSUNGの7nmを採用するのはアリな選択肢のはずです。
TSMCの7nmはAMDのZEN2やSnapdragon 855, 856、AppleのA12, A13などで採用されており、めちゃくちゃ人気ですね。そりゃ工場キャパシティパンパンなるわ。
ちなみにEUVはExtreme Ultraviolet、極端紫外線の略です。
昨今の日本からの韓国への半導体関連製品輸出優遇解除などの問題もあり、やはりTSMCに移行したという情報もあります。
なにがなにやら、、まだどうなるかわからないといったところ。
「Big Navi」ってなんやねん
AMDはGPUにもZEN2のような爆弾を落とすことを計画して頑張っていて、
今までのリーク情報だと次世代のAMD Radeon RX 5950 XTの演算性能はNVIDIA RTX 2080 Tiを30%も上回るらしいです。
こいつが、「Big Navi」と呼ばれている模様。
次世代Radeonはハードウェアレイトレーシングなどいろいろな機能も盛り込んでくるので、RTXのリアルタイムレイトレーシングも唯一ではなくなってしまうはず。
もちろんNvidiaの次世代GPUであるRTX 3080もそれ相応にスペックを上げてくると思われます。
ただ、RX 5950 XT vs. RTX 3080となったときに、我々ユーザーがどちらを買うかとなると、価格次第ですよね?
Intelと同様にNvidiaもAMDの攻勢による価格競争に巻き込まれ始めているというわけです。
RTX 3080 スペック
RTX3000番台のハイエンドグラフィックボードにおいては、RTX2000番台の性能を最大で50%も上回るという噂があります。
これにより、初めてミドルレンジのグラフィックボードで4Kのゲームプレイが可能になる可能性があるとのこと。
VRAMに関してはRTX 3080はGDDR6 20GB or 10GB、RTX3070はGDDR6 16GB or 8GBのそれぞれ2モデルという噂が有力です。
また、RTX2000番台でリアルタイムレイトレーシングに対応しましたが、実際対応ゲームでレイトレーシングをONにすると、ゲームプレイがかなり重くなってしまうのでOFFにしていた人も多いのではないでしょうか。
RTX3000番台になるとレイトレーシングにも余裕が出てくるはずなので、レイトレーシングはもっと流行るようになると思います。
筆者は次世代RTXのハイエンドグラボは8Kゲームプレイにも手を出せるのではないかという期待をしています。
ワクワクしますね。僕はまだFull HD 144Hzのディスプレイですが()
そもそも「RTX 3080」なのか、GeForceなのかすら不明
ここまでさんざんRTX 3080という言葉を使ってきましたが、そもそも「まだ公式から何も発表がない」ので、RTX 3080という名前になるかはわかりません。
さらには今までリークされてきた情報は「そもそもゲーミング向けGPUの情報なのか」というレベルで確定されておりません。
つまり、今までの情報はRTXシリーズのものではなく、QuadroやTesla、またはTitanなどのエンタープライズ向けGPUの情報である可能性は否定できないのです。
筆者はRTX3000番台の情報だと思っていますが、どう転ぶやら、それはふたを開けてみないと分かりません。
今後も引き続きウォッチしていきましょう。
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