Xbox Series Xが最初に発表されたときは、単なる小柄なPC、というのが市場の反応で、確かに見た目はミドルタワーのゲーミングPCに似ています。
ただし今回の情報によれば、Xbox Series XはGPUが一味違うらしく、かなりの高性能みたいですね。
単精度浮動小数点演算数は12TFLOPS
最近、XboxトップのPhil Spencerがブログ投稿でXbox Series XのGPUが 12TFLOPSのパフォーマンスを持っていると強調していました。
RTX 2080 SUPER が 11.15 TFLOPSなので、それよりも性能が高いことになり、現状のGoogle Stadiaよりも高性能であることは言うまでもありません。
浮動小数点演算数(FLOPS)だけではそれを超えるGPUがありますが、今回注目すべきことはFLOPSの値だけではないようです。
GPUはAMD RDNA2 ベース
Phil Spencerは、Xbox Series Xに採用されているアーキテクチャについても言及し、GPUはAMDのRDNA2をベースにしているとのこと。
今現在入手可能なAMDのグラフィックボードはRDNAアーキテクチャなので、これに関しては興味深いですね。
AMD次世代アーキテクチャのRDNA2を採用することで、Xbox Series Xがより高性能になるだけでなく、ワットパフォーマンスも向上することが予想できます。
AMD公式のロードマップによると、RDNA2は7nm+プロセスを採用する予定であり、RDNAよりもさらに効率的になるはずです。
どれくらいの改善になるかはまだ不明ですが、少なくとも10〜20%の効率向上が得られると予想されています。
自作PC市場にRDNA2が出始めるは2021年になる予定なので、しばらくGPU効率に関してはXbox Series Xが優勢になると考えられています。
Xbox Series Xが今後の最新ゲーミングPCと比べてどのようなパフォーマンスなのかを見ていくのは面白くなりそう。
XboxもPS5も価格は600ドル前後か
現時点ではMicrosoftもSonyも価格を発表していませんが、Xbox Series XとPS5はどちらも600ドル前後で販売されると推測されています。
(日本価格も6万円前後にするのかなぁ?単純計算だと7万円くらいだけど)
ちなみに、PS5の新コントローラーDualShock4はバイオフィードバックを備えている可能性があると最近噂になっていますね。
日本ではXboxは不人気で圧倒的にPS5に有利なところではありますが、Xbox Series Xの頑張りで日本でもXboxのシェアが広がれば筆者的には面白い展開。
何しろXboxはWindowsとの親和性が高いので、PCゲーマーを中心にXboxの良さが浸透していけば、日本での躍進もあり得るかもしれません。
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