SeasonicがPrime Fanlessシリーズに3つの新電源を投入したとFanless Techが報告。
今回の新ファンレス電源の最上位は「Prime Fanless TX-700」で、80 Plus Titanium認証の700W出力モデルになっており、これまでファンレス電源の最大出力であった600Wを上回ることに成功しました。
TX-700はファンレスながら高出力高機能を実現
TX-700は変換効率95%を誇るフルモジュラーケーブルを採用の電源で、230VAC入力、 Micro-Tolerance Load Regulation(MTLR)、APFCに対応し、他の電源ユニットに比べて高品質な電気保護性能になっています。
この電源の拡張性は抜群で、EPS 8pinを2系統、PCIe 6+2pinを4系統、SATA電源コネクタを12個も備えています。(EPS 8pinはいわゆるCPU補助電源pinのことです。)
SATA電源コネクタが多いので、大量のストレージを搭載したいPCにも採用しやすいですね。
変換効率に関しては80 Plus Titanium認証で、システム全体で50%出力負荷のときは94%の高効率で稼働してくれます。
プラチナ認証のファンレス500W&450Wも新登場
Seasonicは80 Plus Platinum認証のPrime Fanless PXシリーズにも500Wモデルと450Wモデルの新製品を追加。
Prime Fanless PXシリーズは230VAC入力で約93%の変換効率になっており、Fanless TXシリーズとほぼ同じ品質を提供しています。
低容量の電源ながらEPS 8pinが2系統もありますが、PCIe電源は2系統、SATA電源コネクタは8つになっています。(これは昨今のCPUの高消費電力事情に対応する形をとっていますね。)
可動部がないというのは長寿命化に一番効くよね
Seasonicは業界トップの品質を誇っており、Prime Fanless TXシリーズ・PXシリーズの両方とも12年間の製品保証になっているのは自信の現れともみれますね。
今までも12年間という長い保証期間をもった製品がありましたが、Fanlessシリーズは電源内部に可動部であるファンがないのでさらに寿命が長くなる可能性が高く、ファンなどの可動部がある通常の電源と比較すると、圧倒的な長寿命になるかもしれません。
Seasonicのファンレス電源が700Wまで来ましたねぇ!
ここまで来ればかなりのPCに採用できそう。(絶対高いけど)
筆者としては850Wのファンレス電源来たら買いたいかもしれない。
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