ASRockのAMD用micro-ATXマザーボード B550AM GAMINGの情報がついに出てきました。
B550チップセット自体はどうやら去年の10月に話題になった低電力版B450「Promontory」のリネームらしいですが、3000番台RyzenのPCIe 4.0に対応しています。
ZEN2 Ryzen 3000番台を使いたいが、拡張性はさほど必要じゃない方にとってこの類のマザーボードはかなりコスパがよく、オススメになりそうです。
以下に簡単にまとめてみましたのでぜひご覧くださいませ。
基本スペック
ASRock B550AM GAMINGの基本スペックや主なヘッダー類は以下の通りです。
一部リークされた写真の見た目からの情報もありますのでご了承ください。
- メーカー:ASRock
- ソケット:AMD AM4
- CPU補助電源:8pin×1(オーバークロックはきついね)
- VRM:10フェーズデジタル電源(Ryzen 9も定格なら運用できそう)
- PCIeスロット:上段PCIe 4.0 x16(CPU直結)、下段PCIe 3.0 x4(チップセット経由)
- M.2スロット:M2_1はPCIe 4.0 x4 or SATA / M2_2はSATAのみか?
- SATA 3.0:4スロット
- ファンヘッダ:4pin x3
- RGBヘッダ:4pin x2、3pin x1(アドレッサブル)
- USBヘッダ:3.0 x1、2.0 x2
I-OパネルのUSBなどの主な接続は以下の通り。
- USB 3.2 Gen 2:Type-A x1 / Type-C x1
- USB 3.2 Gen 1:Type-A x4
- PS2端子:あり
- オーディオ:3端子
- 映像出力:HDMI x1(もちろん内臓GPU付きのCPUじゃないとダメよ)
- 有線LAN:1GbE
- 無線:Wi-Fiはおそらく802.11acまで対応、Bluetoothは不明だがおそらく対応(verは不明)
価格や筆者の補足コメント
価格や販売時期に関しては現状ASRockからの公表はまだありません。
そもそも一般向けに販売せず、OEM専用ボードになる可能性も否定できないそうです。
VRMはX570レベルの耐久性の高いものにしてあるらしく、ヒートシンクも一応ついているので、Ryzen 9の3900Xや3950Xでも定格で使う分には問題なさそうと筆者は予想しています。
ただしCPU補助電源は8pinが1つだけなので、どのCPUでもオーバークロックは厳しいと思われます。(まぁ6コアまでのCPUとか、ちょっとかじるくらいならできるのでは)
グラフィックボードに関しては1枚使いまでなら全然問題ありません。
上段のPCIeスロットはGen4 x16ですが、ZEN2のCPU以外だとGen3になります。
下段のPCIeスロットはGen3 x4レーンなので帯域が狭いです。ご注意ください。
M.2も1つはCPU直結のPCIe 4.0 x4レーンなので、Gen4 NVMe SSDを使ってみたい方にもイケますね。
RAM・メモリに関してもCPUと直結で物理的に近そうに見える(?)ため、もしかすると意外とメモリオーバークロック性能もある程度あるかもしれませんね。(さすがに期待しすぎかなぁ)
この情報を皮切りに各社色々なB550のマザーボードが出てくると思いますので、今後の情報も楽しみです!
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