今回は韓国メディアの QuasarzoneがIntel Comet Lake 第10世代Core i7の内臓GPUが無効化されているモデルである10700Fのベンチマークスコアをリークしました。
軽く見ていきましょう。
第10世代Core i7は第9世代Core i9と同等のパフォーマンス
Intel Core i7 10700Fは、8コア16スレッドと予想されており、従来通りの型番の付け方だと「F」付き型番は内臓GPUが無効化されているモデルになります。
つまり、10700Fは別途グラフィックボードの導入が必須になるCPUです。
また「K」も末尾についていないため、オーバークロックはできないはずです。
10700Fは今までのリークによるとベースクロックが2.9GHzとなっています。
現状ではブーストクロックは不明ですが、Cinebench R20で4781ポイントをマークしており、single-coreスコアでは482ポイントも獲得しています。
現行最強のゲーミングCPUの1つであるIntel Core i9 9900KのCinebench R20が4997ポイントであった(ソース)ことから、第10世代Core i7は前世代Core i9とほぼ同等か、それ以上の性能を出せるということになりそうです。
まぁどちらも8コア16スレッドだから特に驚くこともなく、妥当な感じかな。
10700「K」が9900K超えは確定か
9900Kと10700Fはベースクロックがそれぞれ3.6GHz、2.9GHzであることから、それがR20のスコア差の原因になっていそうです。
10700Fのブーストクロックは不明でオーバークロックも不可能のはずなので、環境によっては9900Kを超えられるかどうかは今のところ不明ですね。
10700Kはベース3.8GHzで、ブーストクロックが最大5.3GHzまで上げられるみたいなので、10700Kが9900Kを超えることは想定内です。
(実際どうなるかはまだわからないけど。)
第10世代Core iシリーズの発売日
発売日は現状ではまだ完全にはわかっていませんが、今のところ4月中に発売されるという説が有力です。
Intelが第10世代Core iシリーズの発表に時間がかかっているのは、バカみたいに大きい消費電力の問題に苦慮しているからだといわれています。
デスクトップ向けCPUで10nmや7nmにプロセスを微細化できなかった関係で、Intelは苦し紛れながら14nmで第10世代を開発せざる得ませんでした。
簡単に言えば14nmのままで性能を上げるためにはクロックを上げることが必要になり、クロックを上げるにはより大きなが消費電力必要となります。
Core i9 10900Kは最大300Wもの電力を消費するといわれており、ここまで消費電力が大きいと発熱がかなり大きく、ちゃちなCPUクーラーではCPUを冷却するのが難しくなります。
さすがにここまで消費電力が大きいと、性能が上がるとはいえ扱い難く、今までより購買障壁が高くなる思うので、なるべく消費電力は大人しくしてほしいところですね。
まぁ頑張ってくれIntel・・・。
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