先日、GigabyteのAORUSブランドを中心にAMDのB550マザーボードの価格がリークしました。
X570マザーボードは価格帯が高くなかなか手を出しづらいものがありましたが、B550マザーボードの登場によって(今までよりは)気軽にPCIe Gen 4.0に手を出すことができるのではないでしょうか。
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GigabyteのB550マザーボードは94ドルから279ドルまで様々
RedditのGigabyteのコミュニティマネージャーが、AMD B550シリーズのGigabyteマザーボードの全ての価格を記載したgoogleスプレッドシートを公開。
(現在もリンク先の添付ファイルクリックで閲覧することができます。)
B550マザーボードは、全体的にB450マザーボードよりも約20%価格帯が上がっているみたいですね。
最も高いマザボは「B550 AORUS Master」で279ドル、最も安いマザボは「B550M DS3H」で94ドルです。
(B550 AORUS Masterはトップ画像のマザーボードだと思われます。)
「B550 AORUS PRO AC」は189ドルで、「B550 AORUS PRO」は179ドルなので10ドルでWi-FiとBluetoothが付いてくることになりますね。
B550M DS3Hは最廉価モデルながら6コア運用は余裕、頑張って8コアRyzen CPUでも運用できそうな構造をしていそうです。
これらの価格は定価であり税抜き価格だと思われるので、実売価格、特に日本国内価格はおおよそ1.2~1.3倍の税込み実売価格で予想しておいた方がいいかもしれません。
B550にもクリエイター向けの「VISION D」を投入
「B550 AORUS Master」の次に高価なボードはクリエイター向けとして設定されている「B550 VISION D」で259.99ドルとなっています。
(画像は探しても見当たらなかったのですが、こちらも白色基調のカクカクデザインになるのかな?)
また、「B550 AORUS Elite」は159ドル、mini-ITXの「B550I AORUS PRO AX」は179ドルとなっています。
ATXサイズで最も安いマザボは「B550 Gaming X」で139ドルです。
残りのmicro-ATXマザーボードに関しては「B550M AORUS Pro」が129ドル、「B550M AORUS Elite」が109ドル、「B550M GAMING」が99ドルとなっていて100ドルを切っていますね。
B550ながらVRMは堅牢な造り
VRMに関しては、「B550 AORUS Master」には最大70Aまでの電流に対応するインフィニオン製の14+2フェーズデジタルPWMが搭載され、「B550 AORUS PRO」等には55A DrMOSを採用したインターシル製の12+2デジタルPWMが搭載されている模様です。
「B550I AORUS PRO AX」は90A Dr.MOSを備えたインターシル製6+2フェーズデジタルPWMを搭載し、「B550 VISION D」は55A対応のインターシル製12+2フェーズPWMデザインの堅牢なVRMとなっています。
明らかに前世代のB450よりもVRM周りが強化されており、PCIe 4.0にも対応していることから、B550がB450よりもある程度価格帯が上がってしまうのは仕方のないことだと思いますし、実際それだけの価値はあると思います。
X570マザーボードとほとんど同じ強度や機能を備えながらX570よりも安価になるであろうB550マザーボードは最新のZen 2 Ryzen 3000シリーズやZen 3 Ryzen 4000シリーズを活用していきたい人にとってはかなりコスパが高く、魅力的なマザーボードになると思います。
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